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Kagesapo(カゲサポ)を運営している
桐山 奈美(きりやま なみ)です。
今回は自己紹介として、私の経歴やKagesapoを立ち上げた理由、このプロジェクトにかける想いなどを綴ります。
最後まで、ご覧いただけると嬉しいです。
1983年 岐阜県生まれ
大のテレビっ子で、アニメと音楽を心のよりどころとしながら育つ。
中学、高校と吹奏楽部で部活に励む(中学ではホルン/高校はフルートを担当)
同志社大学商学部商学科卒業
2018年に女の子を出産し、チワワの男の子も含め、現在は3人と1匹で埼玉県草加市に暮らす。
社会人1年生は、IT通信のベンチャー企業で多くの人との出会いを経験
「実力主義の環境で働きたい」「社会を知るためにできるだけ沢山の人と出会える仕事を」と考え、中小企業に提案営業するIT通信のベンチャー企業へ就職。中小企業をクライアントとする提案型の新規営業を経験。ここでは、知識や方法を知らない人へ提案し、業務効率改善&コストカットで役に立てる喜びを知ることができました。
毎日、5社程度。個人事業をしている方や中小規模の企業を訪問しました。中小規模の会社がお客様だったため、社長様とお話できる機会も多く、様々な業種の社長様にお会いできました。営業を嫌うお客様もありましたが、中には深い話を聞かせてくださる方もいて、会社を立ち上げた経緯やそのとき努力していること、仕事をする考え方などを聞くことができ、胸が熱くなったことを覚えています。そして、より、「こんな人達の役に立つ仕事がしたい!」と強く思ったのでした。
結果的に2年間、全国を回り営業活動をした後、営業マンを監督する内勤業務になりました。ベンチャー企業の営業というのは、様々な経歴の人が集まってくるからおもしろく、視野が広がったなとも思います。
各種美容サービスを提供する企業へ転職して、仕事の幅を広げる
女性が企業の中で働き続けることは、なかなか難しい。「仕事をし続けるために職を身に着けよう」ということで、人に癒しを与えられるマッサージの技術を学ぼうと、資格がなくても飛び込めるエステの世界に踏み込みました。エステサロンの中でも目的がはっきりしているブライダルエステ。
カウンセリングと施術を通じて、お客様の理想を叶える喜びを実感しました。カウンセリングは、2000名以上対応。施術では、お客様アンケートにより初年度でMVPを受賞できました。
その後、会社が総合美容サロンとして、ブライダルエステ以外にも、脱毛、ヘッドスパ、リラクゼーションと幅を広げる中、教育係として後輩の指導、店舗責任者、スクール事業立ち上げ、人事、集客、商品企画などにも携わることができ、サービスの魅せ方や伝え方など多くの学びを得ました。
出産後の壁
結婚後、出産を経て、戻るはずだった会社復帰は叶いませんでした。
時短勤務と責任の狭間
離職したことを聞かれた前職でご縁のあった社長様にお声がけいただき、時短勤務で就職。
経理・管理部として働きはじめました。半年後、自社開発サービスの営業部へ異動。カスタマーサポートの教育係に任命されますが、業務の責任、育児、家事とのバランスが取れなくなり退職。
フリーランスとして企業サポートの活動開始
2018年 フリーランスとして活動を開始しました。
退職したものの、業務委託という形に変え、オンラインでサポートできる業務を引き受けることで、仕事を続けることができました。2019年の新型コロナウイルス感染症を機に、今では当たり前になったリモートワークが浸透する前のことです。
それまでは通勤で往復3時間ほどかけていた時間を自由に使えるようになったため、埼玉県が主催する女性のキャリア支援サービスを利用し、動画・画像編集セミナーで基本的な知識と技術を学びました。加えて、人の気持ちをもっと知れるようになりたいと考え、JADP認定メンタル心理カウンセラー、上級心理カウンセラー、行動心理士の資格を取得しました。
家族を大切にしたい
実家はどちらも遠方で、近くに頼れる人はいませんでした。子どもが生まれ、最初の年は保育園の抽選に落ち、認可外保育園に預けて仕事をしました。給料の半分以上が保育園料に消えていましたが、その後運よく預かり保育のある幼稚園に転園できました。幼稚園に通っていても、熱やケガで急遽お迎えが必要になっても、職場が遠く2時間後にしかお迎えに行けません。「ツライのに待たせてごめんね。」「そばにいてあげられなくてごめんね。」
それ以外にも、何かと行事があれば参加が必要で会社を休まざるを得ません。
会社では責任ある立場なのに、必要なときにその場にいられないもどかしさと申し訳なさ。通勤帰宅途中の電車や自宅でチャットで対応はするものの、「直接話せたらもっとスムーズかもしれないのに。」「別の人がこの立場なら、もっとスムーズに物事が進むかもしれないのに」「もっと早く問題解決できるかもしれないのに。」
仕事のメールや電話をしているとき、子どもが話しかけてくるのに、対応できないキャパの狭さ。
自責の念が常に付きまとっていました。
あるとき、「私がいなかったら、全部うまくいくのかも。」「私がいない方がいいのかも。」「いなくなったらどうなるかな。」と、遠くにいく感覚が芽生えたことで、夫に心の内を打ち明け、社長にも考えを伝え、退職することにしました。
気持ちをそのまま受け止めてもらえたこと、感謝しています。
「他人の誰にも迷惑をかけず、誰にも遠慮せず、子どものこと、家のことをきちんと自分で対応したい。子どもの成長を見逃さずに見守りたい。何かあったらすぐに対応できる状況にしておきたい。」という想いが、一念発起して自宅でできる仕事をはじめた大きなきっかけです。
走り続ける経営者の力になりたい
実は、私の父も自営業をしていましたが、ほとんど休みなく朝から夜中まで仕事をしていました。製造業で下請けの中小企業には厳しい昭和から平成の時代の話です。そんな父の汗水垂らして働く姿を見てきたことが根本にはあるかもしれません。
子どもの頃から「誰かの役に立ちたい」という想いを根本にずっと持っていました。社会人経験を重ね、様々な人と出会い、個人事業主や中小企業の経営者様とお話できる機会を何度も持ってからは、
「常に努力を重ねている人の力になりたい。」
「忙しいけど、社会貢献を考えている人の力になりたい。」
「責任を負いながら、未来に向けて頑張る人の力になりたい。」
という気持ちが大きくなりました。
自分自身がフリーランスとして活動を始めて、準備するべきもの、自身の情報を発信するために必要なこと、分からないことだらけでした。
例えば、名刺、ホームページ、LP、YouTube、SNS、LINE公式など、初めてつくるには、調べなければならないことや決めることが膨大で、委託するにも委託をする業者さんも膨大で、費用もピンキリ。使える予算も限られていましたが、分からなさ過ぎて、「一からちゃんと知ろう!」と思い立ち、全て自分でできることは自分でやってみることにしました。
そこで、「必要なことを徹底的に調べる➔複数の候補から選択➔これだ!と納得したものを採用・実践」を繰り返しました。
調べ始めると、情報量は膨大で、その情報が正しいかどうかを判断しながら相対的に比較しジャッジすることが必要で、正直、とても時間が掛かりました。それでもこの作業は、もしかしたら普通にビジネスをするうえでは、もう二度と必要ない作業かもしれません。それでも自分のビジネスで展開したいことに対して、この作業を繰り返しなんとか様々なイメージを形にするに至りました。
同時に、こうも思いました。
「やりたいことがあるのに、どうすれば良いか分からない。」
「調べる時間も手間もかけられないけど、やりたいことはある。」
そんな経営者の方は、すごく沢山いるんじゃないか?
時間と労力と人脈とお金を使って得た知識は、今、私の財産となっています。この財産をシェアすることで、同じように、もっとそれ以上に努力し続けている経営者様の力になれたらと思っています。
Kagesapo
Kagesapo=影でサポートする黒子です。
それは、こんな想いから名付けました。
『影(黒子)のように、いつでも支える存在でありたい』
『目立たないけれど、必要なときには必ず現れると信じられる安心感を生みたい」
『影=その人のものであるけどその人ではない=自分事のように考えながら、常に客観的な視点から見る』
『Kagesapo』は、「影でサポートする」という意味です。
世の中はIT化が進む中、コロナ禍を経てリモートワークが浸透した現代は、物理的距離は離れていても近い距離感で仕事が進められる環境が構築されています。
未来に向けて努力し続けている個人事業主や中小企業の経営者さまのとなりの席にいて、気軽に声を掛けられる距離感でサポートしたいという強い思いを胸に、信頼と実績を積み上げます。